サブスク賃貸(住み放題)サービスについての考察

ユニビジ

「サブスク賃貸」ビジネスのサービス内容や注意点などのついて知りたい。

こんなテーマに関する記事です。


この記事の内容

サブスクのサービスの種類の中には、
 サブスク賃貸
と呼ばれる、各地の物件に住める「住み放題」のサービスがあります。
それらのサービス内容についての考察内容を記載しています。

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リモートワークの広がりとともに、
 どこに住むのか
という点においても、
 職場からの通勤距離
をあまり考えずに、住居を選択するケースも増えています。

もっとも、会社に出社することが減ると、社内の、
 コミュニケーションの密度が減る
というマイナス面もありますが、そのことは、あまり言われないのが、ちょっと不思議な感じもします。

いずれにせよ、利用者は、
 リモートワークができる職種、会社
と、そうでない職種、会社がありますので、あくまで、限定的なマーケットではあります。

しかしながら、従来とは異なるライフスタイルということで、
 そこに向けたビジネス機会がある
ということが言えます。

そのひとつが、
 サブスク賃貸
と呼ばれる、
 定額で賃貸物件に住むことができるサービス
です。

下記にその内容と、代表的なサービスをみていきます。

目次

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サブスク賃貸のサービス内容

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サブスク賃貸のサービスの内容としては、概ね、下記になります。

利用できる施設の種類

サブスク賃貸の場合、その物件の種類としては、主に、
 ドミトリー形式の物件(相部屋を前提とした形式)
 シェアハウス的な物件
 通常の賃貸物件
 ホテル

となっています。
もちろん、各社のサービス内容によって、利用できる物件の種類も異なってきます。

利用者の立場からすると、
 プライバシーを重視する場合
は、ドミトリー形式の施設は難しくなります。
ドミトリー形式とは、いわゆる、ひとつの部屋に、2段ベットが複数あるような、主に、
 格安で旅行する人向けの、ゲストハウス的な施設
です。

逆に、ホテルでも、サブスクでのサービスを提供しているケースもありますが、その場合、
 月額費用が比較的高めの設定
になります。
それでも、利用頻度によっては、施設のレベルからみると、
 コストパフォーマンスは良い
と言えます。

いずれにしても、
 利用できる施設の種類
により、そのターゲットも変わってくるといえます。

契約上のメリット

サブスク賃貸の場合、通常の賃貸物件のような、
 礼金、敷金、仲介手数料
といった初期費用が発生しません。

もちろん、本人確認等の初期手続きは必要となりますが、一般的な賃貸物件を借りる場合と比べると、
 コスト的にも、手間的にも、メリットがあるサービス
と言えます。

また、その他にも、
 利用できる施設が複数ある
という点が、従来の賃貸物件と大きく異なります。

つまり、定額費用を支払うことで、
 複数の施設を利用
できる訳です。

サービスにおける注意点

サブスク賃貸のサービス内容で、注意すべき点は、運営する会社によって、
 利用上の縛り
があるという点です。

具体的には、
 連続して利用できる日数に制限を設けている
場合があるということです。

つまり、その施設が気にいったからといって、
 通常の賃貸物件のように、継続して利用することができないケース
があるということです。

ですので、サブスク賃貸の場合、基本、
 従来の賃貸物件に代わるもの
ではなく、あくまで、
 別のサービス
と言えます。

例えば、
 2拠点のライフスタイルを考えている人
 旅行と仕事を兼ねて、月のうち何日かを別の場所で過ごす

あるいは、もともとホテルの利用頻度が高い人も場合、
 ホテルのサブスクを利用して、コストパフォーマンスをよくする
といった利用を目的とすることが想定されます。

その他にも、
 人気の高い施設の場合、順番待ちや、抽選で利用者を選出する
といった場合もあり、必ずしも、利用したいタイミングで利用できるとは限らないケースがでてきます。
サブスクの会員数が多くなると、利用施設の件数との関係で、そういったことが発生してしまいます。

ビジネスのヒント

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サブスク賃貸は、
 社会情勢の変化
にあわせて、広がったライフスタイルに向けたビジネスと言えます。

いわゆる、
 リモートでの仕事
が許容された結果、
 働く場所の制限が緩くなった
という背景があります。

もちろん、上記にも記載したように、業種や会社によって事情は異なります。

しかしながら、そういった層を対象に、ビジネスを展開するということは、ひとつの事業機会と言えます。

ただ、実際の事業を行っていく上では、
 物件の確保(提携等を含む)
 物件の管理

の問題がでてきます。

賃貸物件においては、結構、管理が大変になってきます。
特に、設備付きの賃貸物件の場合の管理は、ある程度、手間がかかります。

従来のシェアハウスにおいても、
 共用部分の掃除などの管理
をどうするかについては、結構、悩ましい部分になります。

また、
 会員数と対応施設のバランス
の問題もあります。
上記にも記載したように、人気の施設が限られている場合、そこに希望が集中してしまうというリスクもあります。
結果、退会率にも影響するリスクもあります。

そういったリスクを回避する為、会社によっては、
 最低契約期間
が条件になっている場合もあります。

サブスク賃貸の場合、毎月の料金が安定的に入る反面、
 通常の賃貸物件に比べると、解約率も高くなる可能性
があると言えます。

代表的な賃貸サブスク

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主な賃貸サブスクとしては、下記があります。

ADDress(アドレス)

月額4.4万円~。
空き家を利用したサブスク賃貸。
約8割が個室。
連続使用日数の制限がある。
家守という、物件を管理する人がいます。

https://address.love/plan?from=footer

HafH(ハフ)

拠点数が多く、海外にも物件がある。
料金プランが複数ある。(日数制限がないプランもある。)
安いプランの場合は、部屋のタイプが、相部屋かドミトリーの場合が多い。

https://www.hafh.com/plan

XROSS HOUSE(クロスハウス)

物件のほとんどは、東京都内。(3,500室以上)
シェアドアパートメント(個室ですが、水回りは共有)スタイルの物件。
月額料金が、3万円~となっている(物件によって異なります)。
契約から退去も、Webで完結している。
手続き自体は、他のサブスク賃貸よりは手間がかかるものの、住民票の取得も可能。

https://lp.x-house.co.jp/asp1/

Hostel life(ホステルライフ)

ドミトリータイプの施設で、二段ベッドを利用した相部屋がメインとなります。
いわゆる、旅行者向けのゲストハウス仕様の施設になります。
お試しプランが、月9,000円からとなっています。
東京の浅草橋というところにあるゲストハウスが、運営主体になっています。
ホームページをみると、楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

https://hostellife.jp/plan

まとめ

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サブスク賃貸のサービスは、
 従来の賃貸物件の代替えとなるもの
といった視点のほか、
 旅行者向けのゲストハウスのネットワーク的なサービス
という側面もあります。

コロナ禍では、海外からの旅行者が減りましたが、こういった、
 サブスクによるサービス
で、国内の需要を喚起しているという点で、社会的な意味もあります。

少なくとも、
 どうった層をメインにサービスを提供するのか
を明確にすることで、事業の軸もぶれずに展開することができると言えます。

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