
最近、よく見かける、
「餃子の無人販売所」
のビジネスについて知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
「餃子の無人販売所」のビジネス事例について紹介しています。

最近、
餃子の無人販売
の関心が高まっています。
テレビなどのマスコミでも取り上げられることが増えてきました。
もともとは、群馬県水上にある「餃子の雪松」が始めた販売形式ですが、
似たような形式の餃子の無人販売のお店
が複数あり、ちょっとしたブームの様相を呈しています。
一過性のブームなのか、継続的に続くものはかわかりませんが、今後、こういった無人販売のビジネスモデルは、現在の社会環境にも適合している面があります。
餃子に限らず、他の商材でも、同様のスタイルでの販売形式ができる可能性もあります。
ただ、無人販売のリスクもあります。
下記に、リスク面と、現在、餃子を無人販売している先について整理してみましょう。
無人販売のリスク

無人販売が成り立つのは、世界の中でも、日本だけと言えます。
海外では、自動販売機も、金銭目的で、すぐ壊されてしまう場合も多いようです。
ある意味、それが、世界基準と言えます。
では、国内では、無人販売は、安全なのかといえば、残念ながら100%ではありません。
商品や金銭の窃盗はあります。
防犯カメラを設置しても、窃盗する人はいます。
これは、餃子の無人販売に限らず、スーパーで万引きがあるように、盗む人は、一定数存在するという前提で考えたほうがいいと言えます。
もちろん、対策は必要ですが、窃盗がゼロにならない可能性のほうが高いでしょう。
その上で、
事業性の判断をする
ということになります。
事業性を判断するポイント

無人販売の場合、
人件費がかからない
という大きなメリットがあります。
ですので、損益分岐点がかなり低い位置になります。
ある意味、多少、窃盗などによるロスがあったとしても、ある程度の売上が確保できれば、十分、利益がでる可能性があります。
売上を確保する為には、
一定の売上を確保する為、リピート性のある魅力的な商材かどうか、
という点が前提になります。
餃子の場合は、味の良さを価格設定です。
その上で、ロス率も含めた収益性を検討します。
島田紳助さんの本に、こんなお話しがありました。
大阪で、おっちゃんがひとりでやっているラーメン屋さんがあって、お客さんがいても、たまに、出前で店に誰もいなくなることがあったそうです。
それで、紳助さんが、お店のご主人に、
「食い逃げされたらどうするの?」
と聞いたら、
「食い逃げされても、かまへん。人を雇うよりは安くつく。」
と言われたそうです。
確かに、計算上は、そのほうが得です。
それと同じで、人件費がかからないという点で、多少、窃盗されても、トータルで利益が残る法が良いという判断もできます。
もっとも、考え方次第ではあります。
餃子の無人販売事例

■ 「餃子の雪松」

「餃子の雪松」以外にも、よく似たお店が全国にできています。
一部を下記にピックアップしました。
■冷凍生餃子の無人販売所 福耳餃子
■餃子香月

■美味工場委員会
■無人ギョーザ販売所
■ふくちぁん餃子
まとめ

餃子の無人販売所は、「餃子の雪松」の成功をマネて、いろんな種類の店舗が増えている状況です。
少々、乱立ぎみになってはきていますが、それだけ需要があるとも言えます。
ただ、ビジネスとして取り組む際には、上記にも記載したような「窃盗のリスク」も踏まえて検討する必要があると言えます。
また、餃子の無人販売の関心が高いが、他の商材においても、同様のビジネスモデルが応用できる可能性も考えられます。
以上、「最近増えている、餃子の無人販売所の可能性」についてでした。
