美容業界の新しいビジネスモデル「シェアサロン」

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美容室で、「シェアサロン」という経営スタイルのお見せがあるって聞いたんだけど、詳しく知りたい。

こんなテーマに関する記事です。


この記事の内容

「シェアサロン」とは、従来の美容室のような経営形態ではなく、「複数の個人の事業主である美容師さん」に、店舗スペースを提供するというユニークなビジネスモデルです。実際にビジネスを展開されている事例などについて記載しています。

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美容業界で
 シェアサロン
というスタイルが注目されています。

これは、簡単に言うと、フリーの美容師さんが、
所定の料金を払って(時間貸し等)、美容設備の整っているお店の一部を使い、自分のお客さんに対してサービスを行う
というものです。

「フリーの美容師さん」からすると、
自分のお店を持つには開業資金などの点でハードルが高いものの、こういったシステムであれば、コストを抑えつつ、働き次第で稼げる
といえます。

また、「お気に入りの美容師さんがいるユーザー」からすると、
その美容師さんがフリーになっても、こういったシステムを利用できると、引き続きサービスを受けることができる
というメリットがあります。

また、スペースの貸す側は、
・シェアサロン専門の店舗
の場合と、
・既存のサロンが、スペースの一部をシェアするタイプ
という2つのパターンがあります。

目次

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シェアサロン専門の店舗

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シェアサロン専門の店舗は、下記の「GOTODAY SHAiRE SALON」という会社が有名です。
現在、首都圏と大阪、名古屋、、福岡などの主要都市で店舗展開されています。
シェアサロン専門ということで、フリーの美容師さんが働きやすいように配慮されており、また、ユーザーがネットから予約できるようになっています。

GOTODAY SHAiRE SALON

また、下記記事をみると資金調達にも成功されているようです。(2019/08/22)

フリーランス美容師向けのシェアサロンが2.6億円の資金調達 2022年秋までに100店舗を目指す

既存のサロンが、スペースの一部をシェアするタイプ

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こちらの場合は、既存の店舗とユーザーを仲介する会社が間にはいります。
いわゆる
 Airbnbのシェアサロン版
といったしくみで、
フリーの美容師と美容室の空きスペースをマッチングする
というサービスです。

このサービスを2016年に業界で先駆けて始めたのが、
 airsalon
という会社です。名称も、Airbnbに似ていますがAirbnbとは関係ありません。

airsalon

既存の店舗を仲介することで、その店舗側も、従来の設備のまま売上げが見込めるというメリットがあります。

業界的には、もともと、既存美容室のスペースの一部を貸すということは、
面貸し、ミラーレンタル
といって、従来から行われていましたが、ネット活用の広がりで、それが新しいサービススタイルとなってリリースされた形と言えます。

技術の進展に伴って、
昔からあるサービスがひと回りして、新しいサービスとなった良い例
と言えます。

他の業界でも、昔からあるサービスが、ネットやITの活用で、新たなビジネスモデルとして魅力的なサービスになる可能性があります。
いろいろシュミレーションをしてみるとおもしろいですね。

・新規にお店を出店する場合は、資金的なハードルがかなり高い
・スペースをシェアするコストを抑えることができ、フリーランスの新しい働き方のモデルとして魅力的
・他の業界でも、同様のモデルが適応できる可能性もある

以上、「美容業界の新しいビジネスモデル シェアサロン」についての情報でした。

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