書店での「選書サービス」の事例について知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
書店で、「選書サービス」をされている事例があります。町の本屋さんが減少するなか、「選書サービス」は付加価値の高いサービスと言えますので、経営的なメリットも大きいと言えます。それらの事例について紹介しています。
「選書サービス」とは、ユーザーの好みにあわせて、
毎月固定額
で
書店が選書をして、送付する
というサービスです。
その選書サービス自体は、
北海道の書店「いわた書店」さん
が始められて、話題になりました。
「いわた書店」
いわた書店は、北海道の砂川市という小さな街の本屋さんです。
地方の書店でも、工夫次第で多くのユーザーに支持されるサービスを提供されています。
「一万円選書」
というサービスです。
お申込みの際は、受付期間がありますので、上記のホームページで確認しましょう。
この選書サービスというビジネスのスタイルは、お客さんの情報をもとに、書店の店主さん、スタッフさんが、本をチョイスして送付するサービスですので、
お店の立地
には影響されません。
その選書の質が、お客さんの要望と合致しているかというところが、サービスの質につながってくると言えます。
地方の書店で取り組める、非常に、相性の良いビジネスのスタイルといえます。
選書サービスを行っている会社
今では、いくつかの会社が選書サービスを提供されてます。
双子のライオン堂
草叢BOOKS
文喫
ブックカルテ
選書サービスとローカルビジネス
選書サービスは、ローカルな立地の本屋さんでも、
サブスクリプション方式(毎月の定額制)で売上げが確保
できます。
また、
実店舗が小さくても対応
できます。
ちなみに、実店舗がなく、ネットのみの場合は、新刊書の仕入れの問題がでてきます。
書籍の流通の場合、トーハンなどの書店卸と呼ばれる取次会社経由になる為、それらと契約する必要があります。
もしくは、古書で対応する場合は、古物商の許可が必要になります。
選書サービスは、外出する機会が減っている状況で、自宅でも楽しめるサービスと言えます。
以上、「選書サービス」は、地方の書店と相性がよいビジネスについてでした。